カバーしたい曲を超簡単にアカペラアレンジする方法【2019】
どうも、キムラです。
今回は、カバーしたい曲のアカペラアレンジを自分に必要な楽譜を作れるようになる方法を紹介したいと思います。
アカペラのカバー譜を自分で作りたい
欲しいメンバー構成の楽譜がない
アレンジってむずかしそう…
こんな人に向けてのお話を。
カバーしたい曲を超簡単にアカペラアレンジ
結論から言うと、まずは完成した楽譜を手に入れる事です。
アカペラアレンジの方法を知りたくてここに来たのに、身もふたもない答えですみません。
ですが、まずは「無料・有料」のどちらでもいいので完成した楽譜を手に入れて下さい。
慣れないうちは、まず有料の楽譜を買うのがベスト
無料でも完成度が高い楽譜もありますが、そうでないものも多いです。
最初は有料の楽譜を購入して、きちんと楽譜の基本を押さえるがベストです。
知り合いからもらえるならそれもアリかも。
めんどうな作業は、ラクして省略しよう。
はじめに、基本的なアカペラのカバー楽譜を作る手順としては、
- リードメロディ
- ベース
- パーカッション
といったパート作りから。
この作業がなかなかにめんどうで、すぐに心が折れます。
なので、ラクをしましょう。
そこで、登場するのが完成した楽譜。
使うメリットとしては、
- イチから採譜しなくていい
- 音を足したり・引いたりでメンバーの人数に関係ない楽譜が作れる
- 楽譜のコピー作業をしている間にアカペラ楽譜の作り方が見えてくる
といった感じです。
補足:紙の譜面から卒業しよう
基本的に、全ての楽譜はPC、もしくはスマホアプリで作る事をおすすめします。
メリットがたくさんあるので苦手な方も是非使ってみて下さい。
ちなみに有料ですが、紙の譜面をデータ化するこんなアプリも。
便利な時代です。
楽譜スキャナー – Sheet Music Scanner
David Zemsky¥480posted withアプリーチ
アレンジは、単純作業の繰り返し
アレンジの大半は、単純作業です。
決まったことを、決まったようにやるだけの簡単なお仕事。
具体的なアレンジの流れとしては、
- 入手した楽譜を完全にコピー
- コードを配置
- コーラスパートの音を追加or削除
- 音程とリズムを変更
こんな感じです。
①入手した楽譜を完全にコピー
PCソフトやスマホアプリを使って、入手した楽譜を打ち込んでいきます。
ここで便利なのが、
などなど。
どちらも無料でおすすめです。
②コードを配置
コーラスワークの大まかな基準を作るためには、楽譜にコードを配置するのが良いです。
このあたりは、
【歌詞/コード 検索サイト】
- 楽器.me:コードの種類が豊富な定番サイト←おすすめ
- J-Total Music:こちらも定番のサイト
【コードの入力補助アプリ】
Chordbot
Contrasonic AB¥600posted withアプリーチ
サイトを見て音符を打ち込んだり、コード入力を補助してくれるソフト・アプリを使うと便利。
どちらもポチポチと地道に打ち込みましょう。
③パートを追加or削除
自分が欲しいメンバー構成の楽譜にカスタムする作業。
主にコーラスパートの追加・削除になるかと。
手順としては、
- 追加したい場合:コードの音を参考に未使用の音をパートに追加
- 削除したい場合:コードの音を参考に欲しい音を、今あるパートに振り分けていく。
④音程とリズムを変更していく
音程(コラース・メロディラインなど)とリズムは自由に変更していいと思います。
音程を変えたい場合は、コードとKEY(調)に含まれる音をガイドにすると外れた音にはならなくていいかと。
補足:作曲にもゲームみたいにルールがある
どんなゲームにもルールがあるように、曲作りにもルールがあると考えると分かりやすいかもです。
ルール① KEYを決める
まずは、全体のKEY(調)を決めること。
KEYの設定には色々な役割がありますが、一般的には明るい曲にするか?暗い曲にするか?など、曲全体の雰囲気を決める役割をしてくれます。
アカペラの場合、使いたい音と声が出る範囲を決める目印にする事も多いです。
ルール② ルート音を決める
ルート音とは、コード内でベースパートが担当することが多い部分です。
KEYとは違い、曲の部分的な雰囲気を作ってくれる役割をしてくれます。
音楽の場合、ルールは無視しても構わないですが、 ルールを守るとみんなが聞きやすい曲になります。
少しでも変更すれば、もうそれはアレンジ
今回紹介した方法でも、慣れないうちは苦戦するのは分かります。
でもそれを乗り越えて、まず自分なりにアレンジした楽譜を作ってみてください。
続けることで、必ず通常の方法よりも簡単にアレンジが出来るようになるので安心を。
アレンジはこれからどんどん簡単に出来るようになっていく
まずは無料・有料に関わらず楽譜を手に入れて、自分が欲しい楽譜を作ってみて下さい。
その際は、データで作ることをおすすめします。
色々なソフトやスマホアプリ、みんなで共有できる楽譜など、これからもどんどんアレンジがやりやすい環境になっていくと思います。
アレンジを思いついたら後から修正して、みんなとシェアすれば良いだけですよ。
では、良いアカペラライフが出来ることを祈ってます。